口臭予防に欠かせない!歯垢を取り除くデンタルフロスの使い方

デンタルフロス

歯に付く歯垢は、主要な口臭の発生場所になっています。

口のニオイがいい匂いと言われる人を目指すのなら、歯垢の除去は欠かせません。

そのことは理解していても、歯間ケアまで行っている人はあまりいないようです。

通常の歯みがきだけでは歯垢の6割も除去できないことを知っていますか?

息さわやかになるためには、ぜひとも歯間ケアに取り組んでください。

この記事では歯間ケアのやり方についてまとめてみました。

歯間ケアの重要性

口を開けて舌の運動

みなさんは、歯みがきの時、一緒に歯間のそうじもしていますか?

欧米では、歯みがきの時にデンタルフロスは当たり前のように使われていますが、日本ではまだまだ普及しているとはいえません。

厚生労働省が発表した2010年の国民健康栄養調査では、デンタルフロスを使っている人は12.5%しかいないそうです。

歯間のそうじをするかしないかは、口臭の発生に大きく差が出てきます。

口臭の発生源である嫌気性菌は、歯に付着している歯垢を棲み家にしています。

歯垢は食べかすで増殖した嫌気性菌の塊なので、歯垢を取り除かないことには、息さわやかになるための口臭ゼロは実現できません。

通常の歯みがきでは、どんなにていねいに磨いても、歯についた歯垢の58%しか取り除くことができないといわれています。

残りの歯垢は、主に歯間に残ってしまうのです。

歯ブラシでは取れない歯間の歯垢を取るためには、デンタルフロスや歯間ブラシを使わなければなりません。

デンタルフロスを使うことで、歯についた歯垢の86%を除去できるようになります。

歯間のそうじにはデンタルフロス・歯間ブラシ

デンタルフロスで歯垢を取り除く

歯間のそうじには、主にデンタルフロスか歯間ブラシが使われます。

それぞれに利点はあるのですが、歯間ブラシは歯と歯の接触している部分や、歯肉溝の部分についた歯垢を取ることはできません。

メモ

歯肉溝とは、歯と歯ぐきの間にあるすき間でできた溝のことで、3mmまでの溝は正常です。
歯周病になると溝が深くなり、ポケットと呼ばれます。

歯肉溝の部分で歯垢が歯石になると、歯周病の原因になってしまうので、日頃の歯間ケアにはデンタルフロスを使うことをおすすめします。

歯ぐきが下がってしまって歯の根っこに近い部分が露出してしまっている場合は、デンタルフロスでは歯垢を取ることができないので、歯間ブラシを使います。

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デンタルフロスの使用方法

デンタルフロス

デンタルフロスには、長いフロスを必要なだけ切って使うロールタイプと、ホルダーに最初からフロスが張ってあるホルダータイプに分かれます。

初めての人は、ホルダータイプの方が使いやすくていいかもしれません。

歯垢をできるだけきれいに除去したいのならロールタイプがおすすめです。

ロールタイプにはワックス付きとワックス無しのタイプがあります。

ワックス付きは歯と歯の間に入れやすく耐久性もあるので初心者向きです。

一方、ワックス無しは歯間に入れにくいですが、歯垢を取りやすいメリットがあります。

ここではロールタイプで歯間そうじする際のやり方について説明しますね。

必要な長さを取る

フロス長さ

最初に、1回のそうじに使う分、約40cmを引き出して切ります。

目安としては、手のひらに2回巻いたくらいの長さになります。

指に巻き付ける

フロス巻き方

糸の端を両方の中指に巻きつけて長さを調整し、人差し指と親指でつまんだ時に、指の間にフロスが1~1.5cmくらい余るようにします。

下顎をそうじする時の持ち方

先ほどのように持ったまま、両方の人差し指でフロスを下方向に押さえるようにして、ピンとフロスを張るようにします。

この形で、下顎(したあご)の各歯間を掃除していきます。

上顎をそうじする時の持ち方

フロス巻き方左フロス巻き方右

上顎(うわあご)の歯間をそうじする時は左右で持ち方を変えます。

左をそうじする時は、左手は親指で右手は人差し指で、フロスを上に突き上げるようにして張ります。

右をそうじする時は、左右を逆にしてフロスを張ります。

フロスの動かし方

デンタルフロスで歯垢を取り除く

フロスを歯間に差し込んだら、動かし方はどの部分の歯でも共通です。

  1. 歯間にフロスを当てて、ノコギリを引くようにジグザグに動かしながら、歯肉の方へとフロスを食い込ませていきます。
  2. 歯と歯が接触している部分を通過したら、歯に巻きつけるようにして歯肉溝へとフロスを進めます。
  3. 歯の表面の歯垢を掻き上げるように、5~6回上下に動かします。
  4. 接している両方の歯に行ったら、ふたたびジグザグさせながらフロスを外します。
    もし、すき間をフロスが通らなければ、片方の中指に巻きつけたフロスを外し、フロスを歯間から引き抜くように外します。

フロスが汚れたら、汚れた部分を中指に巻きつけて、新しいフロスを送り出します。

最初は手間取って、歯みがきと合わせて10分以上かかってしまうかもしれませんが、慣れると手早くできるようになります。

やってみるとわかりますが、歯みがきをしたあとなのに、歯垢が塊でフロスに付いてくるのにびっくりします。

あんなのが付いていたら口臭はなくならないはずだ、と思えますよ。

それを見ることで、より歯間ケアをがんばろうというモチベーションになるので、騙されたと思って一度やってみてください。

仕上げにプロフレッシュで歯垢の付着を予防

念入りにデンタルフロスで歯間の歯垢を取り除いても、食事をすればやがてまた歯垢ができてしまいます。

次の歯みがきまでの間に、できるだけ新しい歯垢が付かないように、マウスウォッシュを使って嫌気性菌の働きを抑えるようにしましょう。

マウスウォッシュもいろいろありますが、持続時間を考えると、今のところおすすめできるのはプロフレッシュの1択しかありません。

口臭外来の専門の歯医者さんも勧めているプロフレッシュなら、約12時間は抗菌作用が持続して、口臭の発生を抑えてくれます。

歯間ケアの仕上げにぜひ使ってみてください。

まとめ

見た目だけをきれいにするのなら、歯みがきだけでも目的は果たせます。

でも口臭をゼロにして、いい匂いの人を目指すのなら、歯間ケアはマストの口臭対策です。

最初はめんどくさいと思うかもしれませんが、習慣にしてしまえばそれほど苦にもなりません。

さわやかな息を振りまくためにも、ぜひ歯間ケアにも取り組んでみてください。